狩猟にかかるお金。
割とお金かかるやつ編。
ほぼ毎日狩猟に行く自分。
銃猟、罠猟ともにやる男。
誰かの参考とネタにでもなれば。

銃。
余程の事が無ければ壊れたりはしないが、メンテナンスはいる。
ガンオイルTX61を大体1ヶ月に2本。
これ自体は高いわけでもないけど手間がかかる。
銃はレミントン1100LTの20番。
新銃で200,000円ほど。
今年で4年目。
相当酷な使い方をしているが多少の修理で全然元気。
問題は実弾。
スラッグ弾の年間使用量は約500発。
価格は10発で約2,700円。
単純計算で年間135,000円。

罠猟での相棒はくくりわな「KSー12」
今はいくらだろう?多分1基7000円くらい。
問い合わせは岐阜県関市にある旭工機さんへ。
狩猟に関しては同時にセットできるのは30基まで。(有害駆除や認定事業などは各地の規定あり)
初期費用は約210,000円。
獣を捕獲すると部品がダメージが入るので色々と交換。
くくりわなでの捕獲は年間100頭ほどだけど修理は30基くらいかな。
部品次第だけど費用は数百円から1000円以内。
高く見積もって修理代は年間30,000円程度。

一番かかるのが車関係。
軽トラ必須。
価格は最近上昇気味。
まずは2年に一度の車検代に毎年の保険代。
そしてガソリン代は月平均40,000円くらい。
タイヤは3ヶ月に1回は履き替え。
ブレーキパッドは1年に1回交換。
ある程度ガタがくれば足回りは総崩れに壊れ始め…前後左右、サスペンション、板バネ全折れ、交換。
舐めちゃいけない車の費用。
ガソリン代も上昇している昨今。
ちゃんと捕獲出来ないとしんどい。

消耗品と言っていいのか分からないけど、自分の体はプライスレス。
体が資本とは言うけど、本当に体が命とも言える。
山を歩いてボコボコにして酷使し、なんなら命の危険も伴う。
体に心と随分消耗したものだ。
命を消耗してもなお山へ行くのは、信念があるからとしか言えないだろう。
獣の命を奪うために自分の命を使用する日々。
いつまで狩りを出来るのだろう。
そしていつまで生きれるのだろう。
やれるところまでやってみようじゃあないか。
周りが火傷するくらい情熱の炎を高めて。
気合い入れ直し。
狩る。
色々な費用のことは一旦忘れよう。
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