※この記事には凄惨な写真がアップされています
やっぱり山はイイ。
自然の中はイイ。
見えるもの、聞こえるもの、香りや温度。
狩猟最高。
対自然なんだけど、何というか対自分。
人間関係の煩わしさなんかそこには一切無くて。
頑張れば頑張っただけ何かしらの結果も付いてくる。
ただ頑張り方は結構メンタル的に大変な部分もあり…だからこその対自分。
自分にどれだけ厳しくなれるか的な要素は大きい。
狩猟(特に有害駆除)は、自分にルールを科せて、それをやり切れるタイプの人に向いていると思う。
日々の筋トレとかジョギングとかそんな感じ。
だから捕獲量だけで見るとするならば、三日坊主になる人や、サボっちゃう人には向かないかも。
と言うか分かりやすいくらい結果には出るかな。
とは言え、楽しみ方も関わり方も人それぞれなので何でも良いのだけど。
狩猟(有害駆除)でたくさん捕獲したいならって観点からの話。
先日の台風後の大規模な罠の移設の2日後。
鹿がヒット。
自分の場合、止め刺しによく銃を使う。
銃でネックを撃ち動きを封じる。
その後放血。
罠にかかった獣は基本暴れるので、確実な安全確保という視点から。
もちろん銃を使えば大きな発砲音を出すので、山中の獣の警戒心を上げてしまうという事もあると思う。
出来るだけ静かに事を終わらせるに越したことはないのだけど…
銃を使わず鈍器で殴打、気絶させた場合に手に残る感触がどうも苦手で。
ちなみに血を抜く時に狙うのは胸部大動脈を狙う。
イメージとしては鎖骨中央から胸腔に刃を入れ、大動脈弓部を刺す。
生き物(哺乳類?)の体の中で一番太い動脈である。
その後大量の血が流れ出る。
この瞬間、自分の中では「生き物を殺した」と感じる。
罠がくくった部分。
葉っぱを一緒に…とかはよくあるけど、まぁまぁなサイズの枝を一緒にくくってしまった。
こういうの危ない。
獣が暴れている最中に足が抜けてしまう可能性有り。
抜けなくて良かった。
鹿肉不足や台風での林道の崩落など、色々焦る部分もあったけど気合い入れて戦略を見直したおかげで捕獲高が上がり始めた。
これが続くように、この調子で自分に厳しくいこう。
自分を褒めるのは良いことだけど、今は甘やかしはしない。
頑張った後には甘やかす。
頑張りどころだ。
しばし気合いの山行きは続く。
獣害に困る人、美味しい肉を食べたい人、捕獲の理由は色々あれど…この活動が誰かの喜びに繋がると信じて。
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