Hunting

大雨のち

台風でも大雨でも大きな自然の事象のあとは山の中も変化があるもので…

土砂崩れや倒木なんかは当たり前。

でもここを超えていかなきゃ仕事にならない。

ため息をつきつつ状況判断。

この程度は自力でどかす。

道は自分で作るべし。

猟師が使う罠にはいくつか種類があるけど、自分がメインで使うのはくくりわなと呼ばれるもの。

地面に隠すように設置して、その上に荷重がかかればワイヤーが飛び出してその荷重物を括る。

でも雨が強く降ればその偽装も剥がれて目に映るように。

という事で、大雨後は全ての罠の再設置となります。

偽装が剥がれた上に土をかけるだけで終わらせそうだけど、そこはもう少し細かくチェック。

土の質次第では、濡れて乾くことで硬くなり、ワイヤーの飛び出す速度に影響を与えるものもあります。

よって一旦剥がす。

更には、踏み込む土台に雨水で土が流れ込んでいないかも確認。

踏み込むところが土で埋まっていたら作動しないもんね。

最後は再偽装。

こんな作業を数十と繰り返す。

好天続きの時は、遠目に罠に獣が捕獲されていないかと流してしまいがち。

だけど、天候の変化があった時は一個一個細かくチャックが必須。

作業時間が長引く、故に疲れる。

獣との戦いはこうした細かい作業の積み重ね。

努力、とも言えるかも。

大変だけど努力すれば結果が出るのも面白いところ。

分かりやすい。

獲りたければ努力しろ。

狩猟はそういう世界。

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