狩猟行為をするにあたって自分が求めているのは捕獲力の向上。
目的は人それぞれで、楽しむ狩猟をする人もいれば獣害を防ぐことをメインに置く人もいる。
関わり方は人それぞれ。
それで良いのです。
自分の場合は獣害の無い住みやすい里山、害だけでなく里山の恵としての利活用をメインに置いて活動しています。
なので捕獲力の向上は第一課題です。
まずは知識経験を増やすためにと思って色々な猟法をしています。
銃を使用した単独忍び猟、巻狩りといったグループ猟、グループでの犬猟、そして罠猟など。
猟犬を飼っていないので単犬単独の経験は無いです。
個人的なロマン枠として、そして捕獲時の喜びが一番あるのが単独忍び猟。
一人で山を歩き獣を探し撃つ。
隠密スキルが超必要。
だけど野生の獣に気付かれる前に発見し捕獲できたときの喜びは最高のもの。
単独忍び猟に必要なスキルはいくつかありますが、主だったモノは以下の通りかと。(個人体験談)
1.獣の習性の理解(寝るところ、餌場、通り道など)
2.静かに歩く技術
3.発見力
4.銃の腕
今まで頑張ってきて習性の理解と静かに歩く能力はだいぶ上がってきたように思います。
で、今までは近くまでよれても獣に気付けず…
そのため飛んで逃げ出してから気付く状態が多かったように思います。
だけど今年は違います。
発見力が上がりました。
なんか違和感ってやつを感じるようになり、おかげで獣を先に発見。
のんびり観察出来る機会が明らかに増えてきました。
超初級。
一瞬で気付くやつ。
これでも優しい方。
顔見えてますしね。
問題はこう言うやつ。
体の一部しか見えていない。
これで何かおかしい…と思い双眼鏡で確認がセオリー。
双眼鏡無いならしばらくジッとして動くかどうか観察。
山を歩いていると全身丸見えの獣に出会うことは少ないです。
一部しか見えていない体に対して違和感を感じれるかどうか。
ここのところバリバリの葉っぱが積もった中でも先に発見し観察出来る機会が増えてきました。
良い感じ。
まだまだ捕獲力向上できそうです。
今回の写真は残念ながら全て罠猟。
シャッター音消せるカメラなら撮影可能ですが、流石にぱしゃっとなるタイプでは無理…
いつかそんな余裕かませるくらい腕を上げていきたいです。
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