3月15日で岐阜県の猟期は終わり。
そしてそのまま有害駆除の季節に移行。
色々ごちゃごちゃになって分かりにくいけど、つまり郡上では通年してある程度の狩猟行為は行えるってこと。
で、雪も溶けて今年初のくくりわなにヒット。
豚熱(豚コレラ)でいっとき減りに減ったイノシシ。
ここのところは順調に個体数が増えていると実感。
ニホンジカの場合は地上の植物への食害がメインではあるが、イノシシの場合は地面をボコボコに掘り返す。
山肌を掘る分には対して害は無いが、用水路の脇を掘るせいで用水路が土で詰まったり、田んぼの土手を掘るせいで田んぼの水が流れ出たり。
もちろん農作物も掘りまくって荒らす。
狩猟を楽しむ者としては獣が多いことは楽しみが増える要因でもあるけど、里山の住民としては百害である。
里山保全。
獣害対策。
果てしないなぁ。
どうしたら止まるのだ。
どんどん若手の仲間も増やしたいが、業界的に参入障壁も高いし、頑張っても薄利。
何でもそうだけど、個々の思いや志を食い物にする制度はもう止めないと。
何とか自分たちで変えてみせる。
人間界と自然界の境界で生きるもの7年目。
仲間が足りない。
圧倒的に。
森林面積90%超の郡上市。
山との関わり方、絶対に変えないと。
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