春の陽気。
子供も外遊びが増える。
今年の冬はまぁまぁの降雪で、狩りやすい環境のなかで相当頑張った日々。
ここらで一旦落ち着いて、ゆっくり出来る日が来るかなと思ってはいたけど、結局目まぐるしい春が来て。
年度末の色々な会の〆に、春の地元のお祭りの段取り、その他色々な会の再編に向けての動きなど。


そんな中でも、仕事の主軸が狩な自分は結局毎日山へ行く。
雪が減ったところから、獣がいそうなところからどんどん罠をかける。
この時期は雪の影響で南部へ移動した獣たちもまだ戻って来ず。
植生が整って山に餌が豊富になれば、獣たちも北上をして帰ってくるけど、まだまだ餌がこの地には少ない。
一部、ごく少数のこの地に残っている獣に対してのアプローチ。



痕跡を見つけてただただ丁寧に戦う時期。
まだ山奥にはほとんど獣がいないため、里山での戦いがメイン。
感覚的にはゴールデンウィークの後から、奥山での戦いへ切り替わるかなと思う。

こう言う餌が少ない時期に有効なのは餌付けで誘引して捕獲する方法。
米ヌカやヘイキューブなど、獣種に合わせて使えば割と食らいついてくれる。

餌付け。

餌付け。

餌付け。
あくまで個人的感想としては、餌付けの手間がどうしても好きにはなれないけど、でもまぁやって損はない。
餌付けによる誘引捕獲はまだまだ自分にとって要研究の段階。
もっと極まれば、相当数捕獲は増えそうだけど。

気付けば春も進み、山菜のシーズン。
コシアブラにタラの芽。
最近コシアブラの炊き込みご飯が好き。
誰かの笑顔が見たくて、ついお裾分けしたくなる。
郡上は本当に山の恵が豊か。
みんな、もっともっと山に入ろうよ。