猪鹿庁プレゼンツの1泊2日での集中特訓編。
罠猟編。



箱罠の解説もあれど実践メインとなればくくりわな。
移動も容易で扱いやすい。
がしかし、それ相応のスキルが必要。

1人で悩んで考えまくって設置した日々。
情けなく、恥ずかしい失敗の数々も、参加者の皆様のスタートダッシュの糧になればと出し惜しみなく。

獣を捕まえるには獣の特徴を知らなければいけない。
基本は足跡。
そして餌場。
獣道。
さらには季節ごとの特徴など。

参加者の中には親子での参加の方もあり。
「大人と子供と一緒にスタートを切れる良い機会だと思った」
素敵な言葉頂きました。

当日は実際に命を奪う止め刺しシーンも。
辛いシーンでもあるけど、私たち人間はそうやって奪った命を頂いて生きている。
親子で感じる事も多かったのではと思う。
この瞬間に感じたことを是非家族と共有して欲しいと思う。


その日の晩は皆でジビエの宴。
気軽に再現可能な美味しいジビエをコンセプトに、激ウマな夕食。
この日止めた命も食卓に並ぶ。
美味いんだよね。
だからこそ美味さの重みを知って欲しい。
捕食者である僕ら猟師は生きている。
頂くだけの人は生かされている。
この違いを知れるのは猟師ならではの魅力だと思う。
第一次産業こそ生きている証。
農業に酪農、畜産、林業に漁業に狩猟と色々あれど、生活の一部に第一次産業を組み込んで生きること。
それこそ地に足をついているという事だと思う。
このイベントがきっかけで、熱い狩猟者が増えることを切実に願うばかり。
皆さん、またどこかでお会いしましょう!
二日間大変お疲れ様でした。
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