豚コレラ発生県の岐阜県。
途中C S F(豚熱)と名前を変えたけど、豚コレラで馴染んでいる僕らの呼び名はやっぱり豚コレラ。
家畜の豚にはワクチン投与をしたおかげか、その後の発生は聞かず。
イノシシに関してはコロナの影響もあってかメディアからは耳にしなくなったけど、未だに感染拡大中です。
現在岐阜県ではイノシシに経口ワクチンを食べさせ、その後調査捕獲をして抗体の検査をしている状況です。
随分と抗体を持つものが増えてきたけど、未だ終息には至らず。
この地道な作業も続いている状況です。
仕組みとしては国や県からの事業を県の猟友会が認定事業として受け、各地猟友会員の認定事業の有資格者が作業を実施するといった感じ。
作業は大きく分けて2段階。
経口ワクチンの投与と調査捕獲。
経口ワクチンの投与ではまずはイノシシの餌付け作業から。
1地点に10箇所ほど穴を堀り、餌を埋めて上から重しを乗せる。
これを毎日数地点実施。
餌付け期間が終われば事業委託した業者がワクチン入りの餌をその各地点に埋設。
そして一定期間過ぎたら今度は罠を使用しての調査捕獲期間に。
調査捕獲が終わればまた経口ワクチンの餌付け…の繰り返し作業。
豚熱でイノシシが激減した我が地区では、なんとも虚しい作業の繰り返しになっているのも事実。
餌付けしてても個体がいなければ来るわけないもんね。
やりがいと言った意味でもイノシシ来てくれないかな。
いる地点にはいるらしいですが…
とは言え一定の基準の中でしっかりしたデータを出していかないと終息も出来ず。
早い終息を願うのみ。
昨日、半年ぶりくらいにイノシシが作った新しいヌタ場を見つけました。(ダニなんかを落とす時に使うところ)
元々自分の住むエリアはイノシシが少なく、豚熱で激減したものの全滅はしていない模様。
昨年は豚熱の影響で狩猟禁止となった岐阜県。(個体数調整はあったので大物猟は実際出来た)
今年は解禁の方向で調整となっているようです。
イノシシの捕獲体に関しては自家消費のみのお許しが出るそうで。
ようやく美味い肉を食べれそう。
今年こそは…気合い入れ直してイノシシ追いかけよう。
ここのエリアは本来雪が多いので、冬になると獣が山から降りてきて低地で生息せざるをえなくなります。
だから狩猟も奥山まで行かずとも楽しめるのですが、ここ2年間全く雪降らずの状態。
奥山で餌も食べれるからニホンジカなんかは増え放題。
今回こそは従来通りの冬を期待したい!
モービル使った狩猟も体験したい!
とは言え、ここのところの気象は異常が普通。
気候変動してますね。
だけどもそれに対応してこそ本物。
捕獲したければ…兎にも角にも山へいきましょう。
年柄年中山を歩く生活も悪くないですよ。
この記事へのコメントはありません。