今年もこの季節。
六ノ里の棚田の米作り開始。
棚田の作業ってかなり大変。
通常機械で作業出来ないところは手作業でやるんだけど、田んぼ1つにつき作業が1はつ付いてくる。
棚田は基本は面積狭いから田んぼの数が多い。
田んぼの数だけ作業量が比例して増える…
平野部の大きな田んぼであれば半日で済む作業を、我が家ではまる二日かけて。
六ノ里のような田舎では、棚田を維持することは集落の未来を維持することに直結しています。
田畑が荒れてくれば景観が悪化する。
獣との生活の境界線も曖昧になり獣害もより一層増える。
そんな状態では、気持ちが良くて住みやすい田舎になり得ることは無い。
現状は現役引退組の年寄衆のお陰で、地域の基礎が維持されているようなもの。
その後に続く世代は逆ピラミッドに人口減少。
厳しい未来が待っているのは間違いない。
でも諦めが悪い性格なので徹底的にもがいてみせる。
結果は結果。
まずは自分ができることを全力で。
今年も美味い米が出来ますように。
親に甘えていられるのもそろそろ限界かな。
徐々に引き継いでいかないと。
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