単独で出猟して雪の中をひたすら歩く。
静かな山の中、自分にだけ集中して。
対人ストレスの無いこの環境は自分にひたすらに合っている。
結果は自分の技術と根性次第っていうのも良い。
その結果は誰のせいでもないし、全て自分にかかっている。
狩猟、対自然の戦いの良いところ。
今年の巻狩り、グループ猟は3人での固定メンバーが多い。
前はたくさんの先輩たちがいたのにな。
年々、明らかに高齢の猟師の猟欲が落ちてきているのが分かる。
猟期になれば毎週末集まった人たち、雪が降れば仕事そっちのけで山に入った仲間たち。
そんなメンバーも今は3人のみ。
若い世代の猟師もいるけど、収入が無ければ家族を養えないから狩猟はあくまで趣味の範囲。
そんな中、狩猟を趣味であり仕事と位置付けするこの3人は一種の変態。
高齢世代代表、おじさん世代代表、若者世代代表、それぞれ各1名ずつで3名。
この組み合わせもまた面白い。
技術の継承が出来る良いパターンかもしれない。
猟期シーズンも一月半が過ぎた。
結局、狩にとっては今の天候は良いわけでもなく。
雪が降るかと思えば雨だったり。
少し捕獲のペースが悪い。
社会に仕える仕事として、まだまだ頑張らないと。
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