古老2人。
地域の唄い手が並ぶのは随分と久しぶりな気がする。
六ノ里のお祭りの目玉と言えば嘉喜踊り。
巨大な1本竹の竹刀を背負って振る舞う太鼓に、響き渡る嘉喜踊りの唄。
しかし、それも今となっては26年とか27年前の話。
もう自慢も出来なくなる時間がそこには流れてしまった。
忘れてはなるものかと伝承会を開催するも、記録は古いカセットテープ。
かつてを経験したメンバーでも、色々と記憶は褪せてきている。
子供達も参加の練習会。
いつ開催されるか分からないお祭りの小さな練習会。
お祭りのことを思うと寂しい気持ちも出るけど、大事なのは子供達の心の中に六ノ里への思いが残る事。
幼少期の思い出が多いほど、郷土愛は高くなる。
自分がそうであったように、子供達がいつまでも自慢に思える故郷であるように。
そして、自慢の里であり続けれるように頑張るのは自分たちの仕事。
出来ることからコツコツと。
小さなことでも行動を絶やさぬよう歩いていきたい。
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