そろそろ山で鹿が鳴き始めています。
秋から冬の入り口辺りまでが鹿の発情期になります。
体も角も大きなオスの鹿が独特の鳴き声を発しながら山を移動します。
他のオスに対する縄張りの主張とも言われたり、メスを呼ぶ声とも言われたり。
最終的に強いオスはたくさんのメスを連れてハーレム状態でこの時期を過ごします。
ラットコールとも言われる独特の鳴き声は、まるで女性の悲鳴のようにも聞こえます。
この辺りでは大体1セットで3回繰り返して鳴きます。
YouTubeアップロードされている鹿の鳴き声を参考にしてみてください。
そしてこの時期はその習性を逆手に取ったコール猟ができる時期でもあります。
他のオスの鹿の縄張りで笛を吹く。
上手くいけば縄張りを守りたいオスが寄ってくる。
もしくはメスが寄ってくる場合も。
暗い時間の方が寄せる反応が良いですが、夜間は銃猟禁止。
時間や天候と向き合って上手に活用しましょう。
盛んな時期は日中でも反応が良いです。
そんな時は日中も盛んに鳴いてます。
自然の状況に身を寄せれば色々分かってきます。
この時期は寒くなり始めるせいか、はたまた美味しい餌が出始めるせいか、獣の渡り道での移動も多くなるような気がしています。
くくりわなでもヒットが多い。
有害駆除をする狩猟者にとっての繁忙期でもあります。
冬の猟期前の頑張りどころです。
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