ニホンジカへのヘイキューブ餌付け作戦。
しばらく雨が続いていたので中止していたけど、ここのところあまりにも罠のヒット率が悪いので再開。
ほったらかしの餌付け場所。
雨に打たれて、時間も経って…こうなるとまず食べた痕跡はつかない。
古い餌をかき分けて新しい餌を撒く。
誘導するように撒く。
ついでのその辺の獣道にも撒く。
まずは分かりやすいところで食べさせて、その後に道をそれた罠の方へ。
一般的に餌付けは餌が少ない時期の方が有効。
この植生が整った季節にヘイキューブの餌付けが有効なのかどうなのか。
実験は続く…
ちなみにヘイキューブ、適当にネットで買うとかなり高い。
この1袋(30kg)で8000円ほど。
獣、獲れないと大赤字ですよ。
今回僕らは馬の飼育しているところから一部分けてもらってます。
業務でいっぱい使用しているところに相談したら、だいぶお安くなりますよ。多分。
そんな最中1週間ぶりにニホンジカが罠にヒット。
この間くくりわな連続10回空弾き。
流石に完全に心が折れた…
過去最高新記録。
そこで理由を考察。
梅雨の雨続きで地面の土がドロドロで粘性をもつように。
罠を隠してある土も粘性が強くなっているため、作動スピードが落ちているというのが1点。
自分の場合基本的に獣のよく通る渡道に罠は置きっぱなし。
獣もよくかかるけど基本その場に再設置。
罠にかかったその場所で獣が暴れることにより、地面の土をこねまくる。
結果粘土みたいな土になってしまい、これまた更に粘性が強くなってしまい罠の作動が遅くなるというのが2点目。
罠の位置ずらせば良いのだけど、ずらすと丁度良い設置場所が無い。
困ったなぁ。
地面の土の入れ替えまでしないといけないのか??
何にしても、同じことをするだけで捕獲し続けることは無理だということを痛いほど痛感した1週間でした。
対自然、対生物は常に勉強です。
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