Hunting

変化と変遷

足跡。

雪も少なくなり、こうやってハッキリ見れるのももうじき終わりか。

岐阜県の猟期は3月15日まで。

基本的にはそれが終われば来年の冬まで狩猟はお預け。

ただ獣害が多いような場所は各自治体の判断で特別な許可が出て、その内容に沿った有害駆除行為が出来たりもする。

ここ郡上市の場合もその許可が出ているので、実質通年して狩猟行為が出来るわけで。

雪の足跡からこの辺りにニホンジカがいるはずと思い山を歩いたが出会ったのはタヌキのみ。

非常にややこしい話だけど、今は猟期中であるけど狩猟として捕獲できる個体はニホンジカとイノシシのみ。

タヌキも狩猟鳥獣ではあるが、彼らは2月15日までの期間で終わり。

ニホンジカやイノシシは生息数の急増と獣害の観点から猟期を延長して捕獲の許可が出ている状態。(岐阜県の場合)

更にはその猟期中の「狩猟」以外にも各自治体の「有害駆除」や「個体数調整」、公共事業的な「認定事業」なんてものがごちゃごちゃなっている。

聞いてる方は意味不明だろうけど、猟師でさえ意味不明になりそうになる今日この頃。

冬の猟期に楽しみで猟師をやる、そんな状況では一括りに出来ない世界になってきているのが現状。

多様化といえば多様化だけど、実質は複雑化と言った方が良いくらい細かい。

それぞれに細かい法律や条例が関わっているので、多様に関わる狩猟者は頭も使う。

猟師の高齢化に伴い、これから猟師の数は大きく減少すると思われる。

とは言え、狩猟に興味を持ち業界に入る若手もぽつりぽつりとは出ている。

色々な意味でこの辺りが大きく変わる時になるのかなと。

郡上藩江戸蔵屋敷展 2020-2021前のページ

興味とか好奇心とか次のページ

パタゴニア

ピックアップ記事

  1. 六ノ里の蔵開き
  2. シンプルイズ
  3. SMOKED VENISON GIN
  4. 六ノ里暮体験
  5. ReBorn

関連記事

  1. Everyday

    心の触れ合い的な

    酒を飲むと記憶があやふやになるようになったこの頃。安心して楽…

  2. Everyday

    トルヒトの日常

    久々の雨、からの翌日。なめこちゃん。やっぱり出てた。…

  3. Hunting

    なめす

    毛皮をなめす。おっさんと若者で。最初の下ごし…

  4. Hunting

    雪猟の季節

    雪でございます。この程度!と未だノーマルタイヤで爆走…

  5. Hunting

    深まる

    秋も深まり、色合いも深まる。いつもの山行きも気分が変わります…

  6. Hunting

    山歩くこと

    一言で猟師と言っても実際は色々あって。まず狩猟行為を行うには…

Pick up

2023年12月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
パタゴニア

Link




  1. Everyday

    GOW2021 DAY3
  2. Everyday

    9割
  3. Hunting

    ある意味の生きる術
  4. Cafe

    真っ当に
  5. Everyday

    染める
PAGE TOP