ドンドン、デンデンとか。
こういう獣の足跡がつき過ぎて真っ黒になっているような獣道。
各地の猟師の皆さんは何と表現するのだろう。
おい、ここめちゃくちゃドンドンにしとるぞ!とか言ったりします?
表現は人それぞれ。
面白い擬音語募集します。
さて、このドンドンの獣道。
この日は低所から先輩猟師が獣を追い出し、尾根の上で自分が狩り尽くす作戦。
モービルで音を出し、声を上げ頑張る先輩。
がしかし獣は上がって来ず。
降り出す雨。
そこで先輩から雨も降るしもう引き上げるぞー!との連絡。
うーむ、でもこれ絶対いるんじゃね?と思い、尾根を下りながら狩って良いかと自分から連絡。
良し、それならどこでも迎えに行くから降りてこいと先輩。
途中状況を連絡すれば、それなら俺はあそこの谷で待つと先輩より返事。
最後はぞろぞろと三段角のデカイ雄鹿達を追い出し先輩が御用。
ナイス連携。
始めた頃は先輩猟師の言うがまま。
意味もわからずその通りしか出来ませんでした。
でもその後は状況判断の力も随分上がり、作戦通りじゃなくても現場判断で良い結果を出せるようになってきました。
ただそこまでの判断は職としてやるくらい山通って、更には自身で自然から学び取れないと難しいとも思います。
現状職業猟師って絶望的なくらいハードモードなんだけど、これからのためにそう言う環境を作って示していくのも大事なこと。
少しずつでも良い方向に風向きを変えれるよう行動するのはきっと自分達の役目。
徐々に徐々に。
時代の必要性にあった猟師の立ち位置を確立できたらと強く思うばかり。
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