※この記事には凄惨な写真がアップされています
雪も少しずつ溶け始め。
狩猟期間も終わり有害駆除へ移行。
くどくど言うけど捕獲するということに特に変わりはなく。
違いを言うなら楽しみの狩猟から守るための狩猟へ。
被害が多い鳥獣のみ捕獲の対象。
あとは地域性でもあるけれど、雪が消え始めるので少しずつくくりわなも設置。
![](https://rokunorism.com/wp-content/uploads/2022/03/AF1A1963.jpg)
穴を掘って置く。
![](https://rokunorism.com/wp-content/uploads/2022/03/AF1A1979.jpg)
獣にバレないように偽装。
罠を踏むとワイヤーが跳ね上がって獣の足をくくると言うシンプルな仕組み。
だから雪があったり、気温低過ぎて凍結しちゃう時には使えないんだよね…
![](https://rokunorism.com/wp-content/uploads/2022/03/AF1A1956.jpg)
雪が残るところには獣の足跡がべったり。
しかも古いか新しいかも簡単に判断可能。
まだ餌となる植生は整っていないので、獣の位置も隔たり気味。
痕跡をひたすらに調べて獣の位置を確認。
こう言うところは銃猟も罠猟も変わらないね。
獣がいるところを探して攻める。
![](https://rokunorism.com/wp-content/uploads/2022/03/AF1A1967.jpg)
カモシカ。
本当に警戒心低い。
基本カラーはグレーかなと思っているけどたまに茶髪野郎もいたり。
白いやつもいれば、濃いめの黒も。
黒はよく一般人に熊と間違われる。
でもね、本当の熊は漆黒だから。
ツヤだけ言うならゴキブリ並みの黒。
![](https://rokunorism.com/wp-content/uploads/2022/03/AF1A1990.jpg)
罠を設置するも結局のところ捕獲は銃。
2頭見つけて諸々捕獲…
そう…4月、5月はニホンジカの出産時期。
この時期メスの成獣のお腹の中にはほぼ赤ん坊が。
子を持つ親としてはかなり心に応える時期。
だけどごめん。
どうしても子供の未来を犠牲には出来ない。
自分もまた生き物として、家族や地域の未来を守りたい。
無情になりきれず、未来を思い、ただ狩る葛藤の季節。
それが狩猟者としての自分の春。
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