※この記事には凄惨な写真がアップされています。
獣種別だったり色々あるけど、ニホンジカがメインの自分のエリアは10月末で4年目の有害駆除は終了。
そしてこの月末に別用があって山に行けない自分としては事実上終了。
実質最終日の29日はくくりわなでニホンジカ2頭捕獲で締め括り。
4年目の有害駆除期となった今期もちゃんと目標数を超えて終わり。
年々捕獲数は上がってます。
色々言う猟師もいるけれど、個人の感想からすれば明らかに獣は増えている。
ただ間違い無いのは獣もスレて賢くなっている。
獣も生きるために必死。
里山集落の人間も生活を守るために必死。
知恵比べ。
獲れると言うことは獣との知恵比べに勝っていると言うこと。
獲れないと言うことは獣との知恵比べに負けていると言うこと。
単純にそれだけ。
私は猟師の事を考えて狩猟をしているのではない。
増え過ぎて自然環境のバランス崩壊に繋がっている獣の管理をするために捕獲をしているのだ。
より良い里山環境を、バランスの取れた環境を子供達に残したくて狩猟行為で捕獲をしているのだ。
新規参入者も増やしたいし、罠猟や銃猟の技術も包み隠さず伝えたい。
その結果自身の捕獲量が減るのであれば本望だ。
仮に趣味で狩猟をする人を猟師と言うのであれば私は猟師ではない。
完全な別物。
野生鳥獣管理師とでも言えば良いのか。
気温も低くなり秋から冬への移行が進んでいます。
寒くなれば凍結も進みくくりわなも使えなくなります。
雪が降ればなお一層。
降雪エリアの狩猟といえば銃メイン。
5回目の猟期が始まります。
より一層ストイックに。
結局それが自分の歩く道。
信念に沿って進むのみ。
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