六ノ里もそろそろ米の収穫期。
夏の受粉の時期に大雨続きだったのでどうなることやらと思っていましたが、なんとか実も付き頭を垂れ始めました。
通りすがりで収穫中をパチリ。
笑顔が素敵な嶋田さん。
「ここに来て農業を始めて色々と大変なこともあったけど、今はその全てが良かったと思っているよ」
六ノ里人としてこれほど嬉しい言葉は無い。
農業は本当に大変な職種で、見て聞くだけでは絶対に本質に触れることは出来ない。
実際にやってみることでしか分からない。
そこは人として食を生み出すという大事な部分。
この作業中の田んぼは最初は植え付け時に失敗があったそうで。
でも実際育ってみれば、そこが一番の出来だったのだとか。
「なんでもやってみないと分からないねぇ」なんて嶋田さんらしい言葉。
実際にここのところの気候変動の関係もあり、今までと同じ方法というのが徐々に通じなくなってきているような気はしています。
より美味しいものを作るには常にトライアンドエラーが必要。
結局なんでもそうなのよね。
同じこと繰り返しているのは実は後退でしかないという事実。
気付いた人から前へ進み始めている。
時代の変化は決まった職種のみならず、全ての事象に対して先へ進むよう促しているように感じざるを得ない今日この頃。
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