Hunting

罠バレる

私が一般的に使用するくくり罠は土中に埋設してつかうもの。

踏み板を獣が踏み落とせばワイヤーがバネで締まり、獣の足を締めるというシンプルなもの。

設置は簡単だけど、少々技術が要る代物。

獣の足、その一歩を狙う訳だから簡単ではないです。

またがれる事もあれば、踏んでも作動する前に足を引き上げ逃げられる事もあり。

ちゃんと獣の足を捉えても暴れて外れたり、なんならワイヤーを捻じ切って逃げられる事もある。

じゃあこれは?

踏まれるどころか罠の存在を見抜かれたやつ。

隠しておいた罠の仕掛けから、そのワイヤーまでご丁寧に掘り出されている。

こういう時の犯人は大体あいつ。

岐阜県では豚コレラで個体数激減したイノシシでしょう。

鼻は犬より効くとか。

危険を察知して飛んで逃げた跡。

私の住む岐阜県郡上市では鹿とイノシシ両方存在しますが、体感では10倍くらい鹿が多いように感じます。

ここのところ豚コレラの発生に起因して更にイノシシの個体数は減ったように思う。

次に美味しいイノシシを食べれるのはいつになるだろう。

せっかく日本猪祭りで優勝個体を輩出したのに…

獣の生息数や種別は地域によって随分違うようです。

イノシシのみのエリアもあればイノシシがいないところもある。

そもそもの個体数が違う事もある。

それぞれの環境に適した狩猟方法もある。

自分のやっている方法が他地区では通用しない場合もあるかも。

狩猟は獣と命をかけた知恵比べ。

地域特性を習熟できるよう取り組みます。

まだまだ伸びしろ満点です。

オススメのくくり罠のレビューは近いうちに…

ちなみに4月は毎年苦戦。

使う道が縦道ばかりで群れてたり。

そろそろ本領発揮。

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パタゴニア

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