Hunting

通常業務であれど

※この記事には凄惨な写真がアップされています

毎度恒例の餌付けの場所。

少しずつ撒き餌を食べる鹿との根比べ。

今回は餌を撒いてから6日。

ヒット。

この変なくくり方よ。

抜けなかったのは本当に良かった。

まだまだこの時期でもヘイキューブは効くんだね。

若干食いつき方は弱く感じたけど、それでも食べるのだから美味しい物ではあるのだろう。

でもやっぱり餌が少ない季節の方が効果は抜群だとは思う。

翌日。

昨日と少し離れた場所でくくる。

あぁこの時期かと少しセンチメンタルにはなる。

子鹿、生まれる時期だよなぁ。

見た目も最強に可愛いし…更に今はまだ何も害は無いだろうな。

いずれ大きくなれば里にも降りるし、増え過ぎれば生態系のバランスも崩す。

ふと考えてみたら昨日捕獲した個体はメスの成獣。

乳も張ってた。

子供いたはず。

もしかしたらこの子の親なのかも。

獣からした自分は虐殺者なのは間違いないだろうな。

血がつく手を見て、随分と多くの命をこの手で奪ったなぁと考えてもしまう。

人間都合でごめんなぁとも思うのは、やっぱり幼い生き物だからなのかな。

多分、全生物共通で子供は可愛い。

命を奪った以上は徹底的に頂く。

レバーにハツ、第2の胃袋(ハチノス)は綺麗だったから食用。

第1(ミノ)と第3(センマイ)。

生まれたばかりなのか胃の機能が弱いのかな?

消化が不十分なのかミノの内容物が異常に硬く、洗っても取れない。

センマイは小さな斑点がいっぱい。

なんだろうとよく見ると瘢痕化して出血している。

潰瘍じゃん。

そりゃ罠捕獲時は異常なストレスがかかるもんなぁ。

生まれたての子鹿なのに潰瘍…辛み。

自分はいつかは銃のみのハンターになりたいと思う。

人間都合とはいえ、余計な苦しみは極力無くしたい。

背ロース。

肩にモモ。

捕獲した以上はちゃんとちゃんと頂く。

毛皮も舐めそう。

幼い命を奪うのは、なんでこうも考えてしまうのだろう。

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