※この記事には凄惨な写真がアップされています。
最近月が大きく綺麗です。
彼の地に最初に立ったアームストロング船長達の心境はどんなんだったのだろう。
昨日は日の出から日没まで山を歩き回った日。
午前は単独猟で、午後は先輩と東西から山を詰めるグループだけど単独のような猟。
午前は中々獣の痕跡を見つけれず。
最後の最後に日向ぼっこするニホンジカの群れを見つけて発砲するも半矢で取り逃す。
もうね、今期何回目なの…
理由は明確。
頭と腹部を出す鹿に対して腕に自信が無い自分は面積大きい腹を狙ってしまう。
当たりが良ければダウンするが、倒れないこともしばしば。
胸が出てれば迷わず胸だけど今年はどうも腹と頭という機会が多い。
捕獲数は年々伸びているがやはりここらが成長できるかどうかの境。
着弾よりも苦しませず確実に捕獲する手法に切り替えるべき。
ヘッドショットの良さは苦しみを最小限に抑え卒倒させることができる。
そして肉へのダメージも最小限でジビエ利用にも良い。
分かっているつもりだけど逃してはダメだと焦る。
結果半矢で逃す。
最悪のパターン。
今後はヘッドショット、そしてネックショットを積極的に狙うべし。
ここで頑張らねば次へのレベルアップは無い。
目指せ前人未到の領域。(尊敬する先輩は既にその域だが)
午後の2人での猟の結果はそれぞれ一頭ずつ捕獲。
タイミング良く山鳥もいただけた。
2人で忍ぶメリットは明確で、1人で山に入ると登る場所から降りる場所、車の位置に捕獲個体の回収と色々考えることが多い。
そういうこともあって中々1人では思い切ったルートを選ぶことが出来ない。
あっちの方に獣の気配が濃いなぁ、でもあっちまで行って捕獲した場合どうやって引き出そう…
複数人の場合そんな悩みもほぼなくて、協力して思い切って猟が出来る。
何なら獣にバレて逃げられても相手方の方に出ていって捕獲、なんてパターンもある。
巻狩(グループ猟)なんかはまさにこれを活かすやつ。
けど大人数となると取り分は減る。
少数精鋭。
狩猟に関わらず理想のワード。
ただこれには信用出来る相手である事が絶対的に大事。
恵まれた先輩と出会えて本当に良かったです。
その夜は猟師でもありシェフでもある後輩の鹿丼をいただく。
低音調理の鹿肉は本当に柔らかく臭みも無い。
仕上げにバターで火を入れ特製のタレをかける。
温泉卵に数々の薬味。
大好物。
激ウマ。
郡上の美味いジビエを食べたい方はGu-niへどうぞ。
猟師が調理するジビエ。
実際の山の話や捕獲個体の話も聞けて美味さならず素敵な妄想体験まで出来ます。
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