※この記事には凄惨な写真がアップされています
捕獲ラッシュ。
雪が降れば獣の痕跡は明白。
周囲環境の情報を正確に入手し、そして分析さえ出来れば獣とのエンカウントは比較的容易。
あとは銃の腕。
ニホンジカの急増による歪んだ生態系バランスを元に戻すため、つまりは数を減らすための個体数調整という事業があります。
郡上市では冬の猟期でトータル1100頭の捕獲を推進しています。
言うなれば1100頭分の捕獲報奨金的な予算がついているわけですが、1100頭に達したらその場で捕獲褒賞金は終了。
猟期1ヶ月目の11月で郡上市では約300頭捕獲だそう。
岐阜県では4ヶ月半の期間がある中でのこの捕獲数。
途中打ち切りは必須。
里山を守るためと頑張る狩猟だけど、収入無くしてそこに時間は注げない。
前半戦が勝負どころ。
捕獲に集中します。
この日は比較的大きな雄鹿の捕獲が相次ぐ。
この立派なツノはお世話になっている人へ。
命を頂く意味を考えるきっかけになれば幸い。
要望ある方は早めに連絡ください。
そして現場へ一緒にいきましょう。
罠の止め刺しにて。
元気に動く個体に向けての発砲。
その場で転がったから血抜きをする。
後からよく見れば弾は角に当たった模様。
要は角に強い衝撃があったことによる一過性の脳震盪のような状況でナイフを刺したわけで。
これ非常に危なかった。
いつ意識を戻して暴れ直したかわからないやつ。
怪我無くて良かった。
後から分かるヒヤリハット。
気をつけないといけないな…
怪我をしてからじゃ遅い。
だいぶ慣れも出てきて判断が甘い時がある気がする。
今一度気持ち引き締め、更に捕獲を頑張りたいと思います。
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