依頼のあった場所。
長らくお待たせしてしまいましたが捕獲。
獣害から田畑を守るには侵入個体の捕獲のみならず、電柵等による防御と合わせて山中の個体に対する圧力が必要です。
山中は捕獲でも追い払いでも良し。
要はこの場所は危険だと分からせること。
里に野菜を食べに行っても田畑に入りにくいし、挙句には仲間が捕獲される。
山中でのんびりしていると襲われる。
この圧力をしばらく継続してかける事が大事。
少々不安がある電柵。
依頼者も猟師(銃のみ)なのでこの電柵の設置の不十分さはよく理解しています。
とは言えわざわざ防御策に時間と費用を費やすのも大変。
正直面倒。
そして獣の侵入を許してしまう。
そしていつかは耕作放棄地へ…
更には子の世代が面倒な土地でわざわざ田畑を耕す可能性も低い。
やっぱり鳥獣被害対策の専門家の養成必要かと。
じゃないと自分の子供達に良い里山を残せない。
田舎の土地がただただ負の遺産となってしまいます。
これは猟師の数を増やすだけでは適切な効果は出ないと思います。
鳥獣対策を本気でする人を増やす必要があります。
今は自分自身も制度上猟師でしかないけれど、今後そういう流れが出るのであれば積極的に学んで地域に落とし込んでいきたい。
ここ数年、変化が大きいように思います。
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