ニホンジカ狙いの餌付け。
ヘイキューブ。
ひと月ほど試した感想を。
正直最初のハードルは、このヘイキューブをニホンジカに食べさせることだと思う。
何故かといえば、当たり前に自然界には存在しないもの。
餌として認識してもらうまでが最大のポイント。
この場所はニホンジカの痕跡が多いところ。
だけどそこは登山者の駐車場。
罠でどうこう出来る場所ではなく。
視認しやすいように、駐車場外の脇に大盛りで盛ること2週間強。
食いついた。
ある日唐突に山盛りが消えた。
そしてニホンジカの足跡ベタベタ。
それから誘導したい獣道へ少しずつヘイキューブを撒く。
一度味を知ったニホンジカの食いつきようは中々のもの。
米糠とかだと軽く食べる程度なのに、ヘイキューブは地面まさぐってでもガッツリ食べにくる。
痕跡はまるでイノシシのようにも思えるくらい。
誘導を続けて道脇の罠へ。
ある日の見回り。
いつもヘイキューブを撒いている獣道に全く残り物が無い。
ワクワクしながら先へ進めば笹藪がガサガサと。
ギリギリのくくり方なれど見事に餌付け誘引完了。
その後は元通りに再設置。
ちなみに翌日には隣の餌付け誘引にニホンジカがヒット。
ヘイキューブ、少々値が張るのが辛いところだけど、ニホンジカにとっては相当美味しいっぽい。
問題はどうやって美味しいと知ってもらうか、かな。
獣の気配が濃厚な場所でも獣道が特定しにくいところとかあるじゃない。
そんな場所での活用は有り。
今年はもう少し餌付けと誘引の技術を高めてみよう。
まだまだ学ぶことは多い世界だな。
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