写真で綴る神事。
栃洞白山神社。
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平谷白山神社の時は他の仕事の都合であまり記録を取れなかったけど、今回は一連の流れを収めました。
栃洞にとって神社はとても大切な場所なのでしょう。
参拝する人数の多いこと。
どの地域でも奥の集落ほど信仰心が高いように感じるけど、それは間違いなさそう。
里の奥、天に近い標高が高いところ。
昔で言うなら明宝の寒水や大和の母袋との交流が深く、山越えの街道があったこと。
白山信仰と深く関わる白尾山信仰の麓などなど。
昔からの、そしてこれからの思いが重なって更に深い信仰となるのでしょう。
今回はこの地域の切子灯籠を作らせてもらった事に感慨深い思いでいます。
結果的には修正ポイントがたくさん出ましたが、また次回作成時に活かさせていただきます。
関係者の皆様大変お疲れ様でした。
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この日の夜、私は見た。
薄暗い拝殿。
カツカツと聞こえる下駄の音。
真っ暗な切子灯籠の下で一人踊る古老の女性。
誰もいない中、暗闇でたった一人で踊るその様。
面倒な世の中になって、何もかもがやりにくい状況。
人が集まらなきゃ踊れないのだろうか。
人が集まらなきゃ唄えないのだろうか。
楽しめないのだろうか。
伝統行事とも言われるようになった拝殿踊り。
そんな立派な表現以前に、彼女のその事に対する熱い思いは続いている。
若かりし頃から今まで、そしてこれからも。
魅せられた。
尊敬するしかない人だ。
写真を撮り始めてブログやSNSという媒体に落とし始めてから自身の思いは深まるばかり。
もっと本質を深堀したい。
そんな写真を撮れるようになりたい。
気合い入れて表現力を上げていきます。
必ず。
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