Everyday

それぞれの暮らし

藍染をやりたい。

そんな言葉を聞いたのは3年くらい前。

そして何やら大きな甕(かめ)が家の縁側にどんと並び出したのが昨年のこと。

聞いてみれば遠方まで自分達で仕入れに行き、運んできたらしい。

自分だったら絶対割ってしまいそうなもの。

人が入れるような大きなサイズばかり。

この日はついに設置の日。

友人に支えられ、自分達の夢の一歩を前へ進める日。

サイズが違う甕(かめ)達。

並び方、高さ、傾き…丁寧に丁寧に。

怖がりの自分としては割れてしまわないか終始緊張していたけど、作業は無事に進んだよう。

まずは大事な一歩、お疲れ様です。

六ノ里に移住して約3年。

気が付けば名字も一緒になり協力して生きている。

当初の夢だった藍染も着実に行動を起こして叶えようとしている。

神田家の藍染工房。

実現するまでのカウントダウンは確実に進んでいます。

良いよね六ノ里。

こういう暮らしに理想を持つ人が少しずつ集まって、それを実現するために動いている。

一人一人が心豊かな生活を送れるように協力し合って前へ進む。

こうやって暮らしを楽しむ人が増える事で、里としての幸福度は相乗して上がるのではないだろうかと強く感じた日でもありました。

いつか彼らが染めた物を纏って生活できる日も近いかな。

いくつもの飲食店に、キャンプ場にバンガローに釣り堀や農業、狩猟。

小さな集落に人が集まり魅力を発信する仕組みがどんどん出来ている六ノ里。

そこにまた、地に根付いた藍染も。

この先の不安が少しずつ消え、ワクワクが増えてきている事に嬉しく思う日でした。

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