事業拡張のお知らせです。
私自身は狩猟を中心に、妻はカフェを中心にと業務を行ってきましたが、私の方で業務を拡張していこうと思います。
今まで続けてきた写真を撮る事と、文字を起こす事を仕事としていきます。
六ノ里を知ってもらえるきっかけになればと思い、カフェを始めて8年。
地域をより良い形で次世代へ繋げたいと思い、地域づくり協議会を立ち上げて5年。
そして里山の環境維持をしたいと思い、狩猟の世界に入って4年半が経過しました。
狩猟を始めて最初はひたすらに捕獲技術の向上を考え山へ行く日々。
そのおかげもあって、少しずつではありますが技術が身に付いたと実感する事も増えました。
しかし自分一人ではどうにもならない現状も目の当たりにしています。
猟師の超高齢化と新人不足。
獣害からの耕作放棄地の増加。
住環境の悪化からの人口流出。
更には獣の個体数の増加からの自然界の生態系バランスの崩壊。
強いては水源地への影響も。
このままでは人間どころか自然界のバランスが維持出来ないのです。
そのためにはどうしたらいいか。
最初の第一歩はこの現状を伝えることでした。
ただひたすらに狩りを続け、写真を撮り続けてきました。
拙いながらに写真を撮り、文章を書くという行為を続け、何がこの六ノ里に必要なのかを考え続けてきました。
そんな日常の中で大事なこと、物事の本質を世に伝えたいという思いが日に日に強くなってきたのです。
これからは「伝える」を事業内容に追加して事業名も改めます。
事業名の原案は六ノ里主義というワード。
造語でもありブログのタイトルでもある言葉。
Rokunori ismを繋げてRokunorismに。
更にシンプルにRism(アールイズム)。
写真用語のRAWのRも意味に込めて。
生、未加工、素材そのものを活かしたい。
正直、業種を一言で表現するには非常に難しいです。
ですが活動テーマを自分の中でまとめるならば『狩食伝』
六ノ里で「狩」り、
六ノ里で「食」べ、
六ノ里で「伝」える。
故郷六ノ里への想いを基軸に、信念に沿った活動していきたいと思います。
自分自身の追い求める作品としては、第1次産業を中心とした人の生きる礎となるものを記録して残していきたいと思っています。
もしご縁があるならば、農業、林業、水産業や狩猟、採集といった人の生きる根底に本気で関わる人を追いかけたいです。
さらに需要があるようならば、写真や文章ライティング等を活用し幅広い分野でも活動していきたいと思っています。
良いもの、大切なものを次世代へ繋ぐ。
自分達の子供やその先の未来へ繋ぐ、そんな活動をしていきたい。
まだまだ未熟な部分が多いですが、活動と共に成長していけたらと考えています。
今後ともよろしくお願いします。
Rism (アールイズム)
代表 松川哲也
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