雨降りは獣が動く。
なんてワードをよく聞きますが、猟師のみなさまどう思いますか。
イノシシに関しては、日中寝ている事が多いけど、雨降りは林道や里近辺で歩いているやつとよく出くわした。
あと雨で得意の嗅覚が効かないから罠にかかり易いってのはある気がする。
と言うか、豚コレラの影響で今は本当に見ない。
鹿に関しては…どうなのか。
個人的には、雨降りの時はこちらの気配(音や匂い)を弱めてくれるので、向こうの反応が遅れる事はある。
その結果山中のみならず林道でも見る機会は増えるのかと。
とはいえ奥山であればイノシシも鹿も昼夜、雨どうこう関係無いんじゃないのかな。
今わかるのは人間との境界線のみのところ。
これからはその奥を知りたい。
ちなみに大雨の時は経験上、獣は大きな範囲では動かないと思っています。
地面が緩むし、土砂崩れの危険もある。
川や沢も増水が激しいため渡れない。
必然的に行動範囲は狭まるでしょう。
とか考える中、林道上にヤマドリ発見。
運転しながら一瞬の違和感で何か居る!と思うわけで。
けど何か様子がおかしい。
近づいてみればヨタヨタ歩くのみ。
随分弱っている様子。
大雨のせいなのか。
安全な場所で過ごせなかったのかな。
出来ることもないので雨宿り出来そうな場所に移しておきましたが…
復活できるかは本人次第。
岐阜県は昨年の猟期は豚コレラの影響で狩猟は禁止。
おかげでヤマドリは捕獲対象から外れていました。
そのせいか今年はやたら林道でヤマドリを見ます。
増えたかな?
ちなみに写真のこの子はメス。
猟期でも捕ったらダメな子。
狩猟対象はオスのみ。
今年狩猟が解禁されたら美味しいヤマドリ食べたいと思います。
次回の猟期、どうなるんだろうな…
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