※この記事には凄惨な写真がアップされています
先日捕獲のオスの猪の解体。
発見時、約80mくらいの上の山の斜面で餌を探して地面を掘りまくっている。
少しでも間合いを詰めようと斜面を登ろうとするが、いかんせん斜面なのもあって雪の深さは胸ほどある。
頑張って10m程進んだところで雪を固めての伏せ撃ち態勢。
打ち上げ45度、距離約70m。
発砲すれば真上に飛び上がる個体。
そして10mほど斜面を飛び降り下り棒立ち。
2発目。
またもや飛び上がり、またもや数mほど斜面を飛び降りて棒立ち。
今度は頑張って5mほど雪を掘って進んで膝撃ち。
もういっちょ飛び上がって今度は倒れる。
距離のせいか、はたまたオスの猪という皮膚が硬い部分がある性質のせいか。
中で止まった弾が出るわ出るわ。
タフだねえ。
鹿なら多分初弾で転がってたな…
猟期も後半。
流石に猪の脂もかなり落ちてきている。
この翌日に捕獲した親子連れの猪は脂0。
そろそろ猪を狙う魅力も無くなってきたなぁ。
最初全然捕獲が無かった猪もなんとかここのところでバッチリ捕獲。
ストッカーはオーバーフロー。
要所要所の大切な人向けのおもてなし分は確保完了。
ふぅ、なんとかなんとか…
しかし今年は何故かオスが臭くない。
この時期のオスといえば発情期独特の香りが付きもの。
なのに今のところの捕獲体からは全くその香りが無い。
不思議。
なんだろう、その年の植生?餌?たまたま??
まぁ臭く無いということは食べやすくて良いこと。
奪った命はありがたく頂かせてもらいます。
猟期も残り約1ヶ月。
気合い入れてがんばりまっしょ。
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