※この記事には凄惨な写真がアップされています。
コール猟と呼ばれる笛を使って鹿を呼び寄せる猟法がある。
今はまさにその季節。
発情期の雄鹿の声を真似て相手を呼び寄せる奇襲的な戦法。
だがしかし!
全く寄ってこない。
鳴き声は聞こえど来ない。
近くまで寄ってくるけど顔は出さない。
コール猟やり始めた最初の年は血気盛んに飛んできたのに。
なんでだろう。
同業種でもある捕獲のプロフェッショナルに相談してみれば「笛吹くのに慣れてきて、知らずのうちに強い雄の鹿の声になってしまっているのでは?」との事。
ふむ…その後早速山で実験。
雄の鳴き声とギリギリ分かる範囲で死ぬほどか弱く吹いてみた。
秒で来やがった。
ようやくコール1頭目捕獲。
なるほど…今度からは最弱の雄鹿を演じよう…
しかし分かっていたけどコールで来る雄はでっかい。
覇気を纏っていらっしゃる様子でタフさも抜群。
角もゴツい。
これが毎年生え変わると思うと面白い。
角生えたての頃は真っ白なのにね。
今の時期は樹木で擦って研いで、更には色もついて立派なモノになっとります。
さて、今日も明日も明後日も、山へ通って頑張ります。
最近ホント銃でしか獣獲って無いなぁ…
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