早朝に夕暮れ時。
狩猟ではそんな時間での活動がメインの時期となりました。
と言うのも、自分の場合は冬の猟期中はグループ猟が多い。
となれば同じグループの人たちの時間に合わせるわけで。
猟期は割と普通の日中の狩猟がメイン。
で、この有害駆除の時期になると単独ばかり。
少しでも捕獲の可能性を上げるとするならば、獣が里に近いところにいる時間帯に勝負をかけたい。
基本暗くなれば人も動かなくなる。
そういう時間に人の行動圏内とバッティングしている餌場に獣も出てくる。
明るくなれば山奥へ引っ込んでいく。
早朝や夕暮れ時はその境が切り替わる時なので獣との遭遇率も上がるのです。
夜間でも銃猟が出来ればよっぽど簡単に捕獲できるんでしょうけどね。
視界不良の発砲は危険なので基本禁止です。
早朝の銃猟以降は設置した罠の見回りを。
見た目が可愛過ぎるハクビシン。
我が市では有害鳥獣に指定されている。
果物好きだから果物農家の天敵。
自分が使うくくりわなはある程度荷重がかからないと発動しない。
軽いやつはあまり捕獲されないのですが…この日は珍しく。
息子の春休みもそろそろ終わり。
山に着いてくる?って聞いてみたら着いてきた。
罠の見回り3時間コース。
200m程山を登るところもいくつかあるのだけど、ちゃんと着いてくる。
成長したなぁ。
割と平気そうだ。
残念ながら捕獲はなかったけど良い経験にはなったかな。
今のうちから普通じゃ出来ない色々な経験させてあげたいと思う。
そんな中から色々汲み取って、個性豊かに自分らしく育ってもらえたら嬉しい。
生活を守る捕獲に加え、伝える捕獲へ。
狩猟への関わり方も徐々に変わってきていると感じる今日この頃。
表現力、もっと上手くなりたい。
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