Hunting

たまにはスマホで

カメラ、重過ぎ問題。

今日も気合いで背負い、腰〜胸辺りまである雪の中を歩く。

そして気付く。

カメラの電池が無い。

重い物を持つというただの修行となってしまった狩だけど、こんな時こそたまにはスマホで。

雪山は美しい。

さらに単独猟となれば全てが自分のペース。

ただぼーっと雪景色を楽しみながら歩くのも最高。

ここは普通の人は決して見ることが出来ない世界。

至高の世界。

自然界。

獣の足跡。

こうやって見えるのもこの時期の特徴。

痕跡を見るだけでゆっくり歩いているのか、急ぎなのか、餌食べているのかも分かる。

本体はいなくても頭の中にその姿はハッキリ浮かぶ。

寝屋。

寝床。

丸くなって座るから雪も溶けている。

反芻(はんすう)しながらのんびり過ごしたんだろうな。

こんな雪の中でも凍えずに過ごせるって凄い。

雪降り始め。

今日はニホンジカの足跡ばかり。

全てが雪の少ないエリアへ向かって一直線。

こうなるとそう簡単には止まらない。

更には鹿とのすれ違い多数で運も悪し。

移動して出たところに鹿が向かったり、追いかけてみればまた今度はさっきいた場所に移動されてたり。

時間も無くなり最後はヤマドリを捕獲して下山。

足パンパン。

今日はヤマドリご飯にしよう。

ただただ贅沢な1日に感謝。

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