Hunting

終猟

狩猟(楽しみ)としての巻狩りラスト。

暑過ぎる。

残雪もごく一部。

花粉も飛びまくり。

花粉症の自分にとって、敵は獣ではなく花粉。

午前参加のみの岡ちゃん、の車。

このあと起きる悲劇は今も知らない。多分。

午後は傾斜の厳しい山を登り獣を探す。

足跡、食み跡、ヌタ場…全てが奴が近くにいると告げている。

今回は獣を追い出す勢子は二人。

勢子の自分は獣の気配の濃い道、交差点を見つけ少し立ち止まる。

聞き耳を立てていればどこからかガサガサと音が。

そのうちもう一人の勢子が同エリアに接近。

ヌタ場や獣の気配の濃さの無線が入る。

いや、自分の近くに居そうなのよ…何かが。

音を出したくなく無線にも全く応答せず…そしてすぐに銃声が鳴り響く。

銃声に続いて落ち葉を踏み締めて何かが走る音。

来る。

目の前に来たのはブヨンブヨンのイノシシ。

肉がたわわ。

絶対撃ち獲れるやつ。

を、外した。

チーン。

しかもその時、焦って走って追跡したせいもあってかスマホを山に落とす。

幸い捜索して見つかったけど、弾は外すはスマホは落とすは…

ラスト巻狩りは散々。

勢子二人、なんて日だ!と肩を落として帰路に着く。

そんな中でも最後は獣捕獲。

群れを成して帰る猟隊。

運転中に先輩から「猿!!」との無線。

速攻車から飛び出して走って追いかけて発砲して捕獲。(有害鳥獣捕獲の許可のもと捕獲)

我ながらよく当てた。

と言うことで、最後のMVPは自分。

走るニホンザルによくスラッグ弾当たったなぁ。

うむ、終わりよければ全て良し。

色々ハプニングあった巻狩りだけど、事故無く無事終猟。

今猟期、一緒に山入りしてくれた皆様大変ありがとうございました。

正確には猟期は明日15日までだけど、明日は別件有りのため山には行かず。

よって本日最終日。

今年は若手の猟師仲間が増えたことが一番の良かったことでした。

皆さん、また来年も一緒に狩に行きましょう。

こんな自分にお付き合いいただき、大変ありがとうございました。

16日以降は有害鳥獣駆除として、里山保全のために頑張りたいと思います。

終猟目前前のページ

レンズ欲とか次のページ

パタゴニア

ピックアップ記事

  1. お知らせ
  2. 六ノ里暮体験
  3. 六ノ里の蔵開き
  4. ReBorn
  5. シンプルイズ

関連記事

  1. Hunting

    メンテナンス

    唯一の所持銃「レミントン 1100LT 20GA」所持する銃…

  2. Hunting

    夏の餌付け実験

    梅雨明け宣言はないが、雰囲気的梅雨明け。暑い。雨に濡…

  3. Hunting

    6シーズン目

    ※この記事には凄惨な写真がアップされています猟期突入。…

  4. Hunting

    真っ盛り

    秋も深まりコール猟の調子も上がっています。獣の習性を活かした…

  5. Hunting

    普通

    ワルおじさん二人。遊びと仕事がよく分…

  6. Cafe

    今とこれから

    秋の空気が漂う中、そろそろ獣も活発になるかと思った最中の大雨。…

Pick up

2023年9月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
パタゴニア

Link




  1. Everyday

    初、拝殿踊り
  2. Hunting

    自然との対話
  3. Everyday

    GRAND2022
  4. Cafe

    試行錯誤の末
  5. Hunting

    学ぶ会
PAGE TOP