※この記事には凄惨な写真がアップされています。
犬猟。
巻き狩などのグループ猟でよく使われる猟法だけど単犬単独猟の方もいる模様。
狩猟時の犬の特徴は人間より圧倒的臭いに敏感で、体力もあり走るスピードも速い。
つまりは人間より獣の察知が優れていて、見つけたら追いかけるから獣が出てきやすくなるということ。
基本巻き狩は獣を探して追い出す役(勢子)と獣が出てきそうなポイントで待ち伏せする役(射手、タツマ、待ち等)に別れます。
人間だけが追い出し役をするよりは、犬も一緒に追い出した方が効率が上がるわけです。
この日は犬が追い出した獣が待ちにかかり捕獲。
凄いよね。
身近な山の中にこんなニホンジカがたくさんいるんだよ。
ちょっとした小型の馬ですよ。
里に餌を求めて降りては田畑で食べ、山の中では既存の植物を食べ過ぎて植生から生物環境の変化をもたらす。
なんなら水源地としての機能までも狂わせる。
これの多くは人目線であり、また自然界のバランス崩壊という事も含んでいる話。
もちろん彼らも種の保存のために必死。
当然。
生き物全ての本質の根源だから。
弱肉強食とも言える。
今の時代人は強いのか、はたまた弱いのか。
狩猟をやっていると考えさせられることが多い。
それもまた狩猟の魅力。
兎にも角にも…今日も明日も明後日も、頑張ろ。
Comment