井普請(イブシン)
地域の用水の清掃をしたり、時期によっては道グロ(道の端っこ)草刈りしたり。
用語の発祥としては郡上辺りが濃ゆい可能性もある言葉。
この日は六ノ里(ロクノリ)の井普請。
段々の棚田、畑が続く地域では用水の整備は生活に直結すること。
今でこそU字溝やコンクリートで固められた用水が多いけど、昔は石積みの間を水が流れる構造。
小川がたくさんある感じ。
そうなれば頻繁な手入れは必須。
地域住民の互助による生活の維持作業。
正直大変。
だけどこれが里山の生活環境を維持する1つの要。
地方により仕組みは違うだろうけど、豊かな田舎暮らしをするには大事なこと。
最高の田舎暮らしをするためには、こういう場での地域住民とのコミュニケーションは必須。
田舎暮らしに憧れる人達は、このことは絶対忘れないで欲しい。
その後は善勝寺桜の下にある山村広場の清掃へ。
地域のお祭りのための作業。
これもまた最高の六ノ里でお客様を迎えたいという思いから。
田舎暮らしの大事なキーワードは「お互い様」かと。
互助。
これに限る。
桜まつりには1週間早いけど桜は満開。
自主清掃の後にフラッと始まる花見会。
有志だからこそ、未来に向けての話も盛り上がる。
善勝寺桜 桜まつりは4/15(土)、4/16(日)の2日間。
しかし天候が不安定な今日この頃。
どうなるのかは分からないけど、晴れでも雨でも全力の六ノ里を楽しもう。
雨なら雨で、テント下で飲み明かそうじゃないか。
むしろそれこそ六ノ里って感じかな。
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