拝殿踊の発祥祭。
即興で唄い踊る、アドリブ野郎たちの熱い夏が始まる日。

今回、国の重要無形民族文化財に指定されたこともあってか、市議会議員の参加も多かった。





定例の神事から入り、式典まで。
今回特に印象的だったのは、この式典の司会を地元・白鳥中学校の学生が務めていたこと。
随分緊張しただろう。
でもめちゃくちゃ立派な司会だった。
こういうの良い。
学生から高齢者まで、幅広い範囲の人間が関わることで世代間交流も起きるし、思想の共有も図れる。

そうして始まる拝殿踊。

わかる?
唄って踊って笑っているの。
それって他である?
白鳥おどりでも郡上おどりでもない光景。
誰でも唄って良い。
茶化しても良い、無茶振りをしてみても良い。
拝殿踊の良いところは「形式的な文化が中心じゃなくてその場の人が中心」なところ。
そもそも文化とは、そこに関わる人と生物としての本能や喜怒哀楽が掛け算して生まれるもの。
どうも格式高いところは、その場の人より今までの風習、かつての文化を意識してしまいがちだけど、拝殿踊の主役はその場の人。
その場の人達が、結果としてその場の文化になると言うところ。
それが良い。

以前から保存会の会長さんにお声がけいただいていた件、この日、お受けしました。
拝殿踊の保存会に加入することになりました。
出来ることは限られていますが、自分しかできないことで未来へのバトン渡し出来ればと思います。
六ノ里でも拝殿踊やってます。
9月に三夜。
お時間ある方、是非遊びに来てください。





















