雨に続き雨。
割と大雨続き。
久しく気持ちの良い山中を歩いた記憶がありません。
冒険したいです。
そろそろ梅雨明けてください。
かなり奥地の林道にて。
さて犯人は誰かと言えば…ニホンザル。
ニホンジカに次いで最近急増中の猿。
賢い上に他の獣と違い登り降りも得意。
彼ら相当厄介で、電柵しようにも結構上手に入ってきちゃう。
野菜から果物まで知ってしまえば根こそぎ持ち逃げ。
そして捕獲も難しい。
鹿や猪と違って面での移動だけじゃなくて3Dな移動も出来る。
撃つのも中々至難。
ちなみにニホンザルは狩猟鳥獣ではありません。
だけど被害が深刻化しているので、ここ郡上市では有害鳥獣として認定され駆除の許可が出ています。
猿だけはなぁ…集落に居着いて欲しくないんです。
農家の天敵。
自分が猟師を初めて数年。
猿の捕獲頭数は増えてきています。
多分技術の向上とかじゃなく、単純に個体数が急増していると言う話。
見ない時は見ないけど、ここ数日毎日目撃します。
猿対策に大切なことは柵を使った守りをガチガチにすることと、執拗なまでの追い払い行為。
他の獣と違って猿は軽く追い払ったとしても、近くの身を隠せるところでのんびりしています。
だからとにかく追いかけ回す。
花火を使うも良し。
空包鳴らすも良し。
奥山へ、奥山へ追い上げるんです。
そうすることで、その地域を危険区域と認定します。
その群れは現れにくくなります。
逆に捕獲したい猟師からすれば、里で見つかって逃げられたとしても、山の構造と猿の習性を知っていれば忍びで入って撃つことも全然可能。
個体数減らすのも大事だし、里に来ないようにもなんとかしたい。
自分に出来ることやるのみ。
自分の地域は自分で守る。
自然との調和とか綺麗な言葉では言うけど、本質は中々難しいなぁ。
模索の日々…
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