基本的な猟期は11月15日から2月15日の3ヶ月間。
あとは都道府県知事のさじ加減と言ったところで、地域特性や獣の個体数や獣害を考慮して期間が前後します。
岐阜県の場合は11月1日から11月14日までがイノシシ、ニホンジカの罠猟のみ可能。
11月15日から2月15日は狩猟鳥獣全般に対する罠猟、銃猟が可能。(ツキノワグマは銃猟のみ)
2月16日から3月15日まではイノシシ、ニホンジカに対する罠猟、銃猟が可能。
更には各市町村単位で出される有害鳥獣駆除もある。
ややこしい。
猟師でさえ小難しい内容なのに一般の人に理解してもらうには相当難しいでしょうね。
とは言え山に入り命のやり取りに直接関わること。
細かくややこしいながらもちゃんと理解していないといけません。
今年は色々あって狩猟事故防止指導員になりました。
事故が起きないよう、猟師の皆さんが良い猟期を過ごせるよう頑張りたいと思います。
そして何より、高齢化が進み今後人口急減少待ったなしの狩猟業界。
獣害対策をし、暮らしやすい里山を維持するためにも新人猟師の育成には真剣に取り組みたい。
これからの子供達のためにも獣害対策から利活用までの道を何とか示したいんです。
猟師は里山保全になくてはならない存在。
趣味の狩猟ももちろん大事。
だけどそれでは成り立たなくなる地域もある。
熱量高い新人の育成にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
あ、でも自分も年数的には新人なんですが…
理解ある仲間を増やすべく、自分自身精進していきます。
Comment