※この記事には凄惨な写真がアップされています
奥山の冒険譚。
ようやく1日目。
とはいえ、全くもって雪が少ないのはどこも同じ。
山肌はハゲている。
なので獣は高いところでも餌が食べれるから、わざわざ低いところに詰まらない。
スノーモービルを使用するも、時折雪のないところを走ったり。
その上、融雪による雪崩はしっかりあるからスコップ使っての人力作業。
ひたすらに気合いで道を開いて奥へ奥へ。
獣は居なくもないが、何せ雪が少ないのでスノーモービルの音で全力で走って逃げられるオチ。
この日はチャンスが少ない中でも連携プレイでなんとかいくつか鹿を捕獲。
しかしながら、自分たちの思いとしては対象はアイツ。
苦労して奥山へ来た身としては何とか捕獲したい…
なんで裸足かって川に入ったから。
アイツ居たんですよ。
気合いで倒したのは良いけど川向こうへの発砲での捕獲。
回収するには川を渡るしかない。
やるしかない。
雄が獲れたけど雌も獲れた。
脂も上々。
気合いで奥まで来た甲斐があった。
この時点ですでに足は氷水に突っ込んだような状況。
早く帰りたいと思うも道のりは遠し…
途中雪崩の再発で道は塞がれ、融雪が進んだ雪はスノーモービルのキャタピラを滑らせる。
捕獲まで苦労の連続ながら、帰宅にも苦戦するとは。
この日は日没後になんとかベースへ帰還。
その後最低限の獣の処理をして帰宅。
暖かい家、薪ストーブ、夕飯、お風呂…日常の環境がこうもありがたく感じるとは…
ありがたい。
生きている今に感謝。
危険と苦労で得たお肉。
大切に、感謝していただきたいと思います。
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