芽出し作業。
地域の特性、自分の圃場の合わせた苗づくり。
どんなものかと実際見てみれば、こだわりは尋常じゃなく熱も高い。
種に合わせて穴を開ける。
種類によって開け方も違う。
種の入れ方も方向が固定。
目が出た後の日差しの当たり方、育ち方を考慮しての話。
全く素人の自分だけど、ここまで細かいとは驚きも大きい。
温床苗床。
植えた種を寝かす場所。
六ノ里の茅と郡上の米糠。
そこに発酵菌をかけたら出来る仕組み。
種のための快適な寝床、そう言ったら良いのかもしれない。
発酵熱で気持ち良い暖かさを醸し出している。
何か懐かしい香りもする。
昔あった祖父の農業小屋の匂いに似ている。
元気が良い証だろうシートが曇っている。
凄いなぁ、自然の力で作物が育つ。
地域に合わせて、自分の圃場に合わせて仕上げてきている。
そりゃ美味いわけだわ。
農業の素人でもこの温床苗床には感動した。
よくここまで手間かけれるねって話。
これは農に対する熱量だよね。
無い人には絶対出来ない。
結果美味しい野菜が出来ている。
しらおシマダファームの苗づくり。
夜な夜な疲れた体で作業する姿に感心するしかない。
一次産業ってのはどうにもこうにも体を使うことが必要なわけで。
効率的に技術をつけるための予備知識はあれど、その知識を自身の技術として落とし込むには絶対的に体を使う。
更には技術がついても楽をしては結果は絶対に出ない。
結果を出すには体を使い続けるしかない。
だから一次産業への関わり方を見ていればその人の性質がよく分かる。
本気の人しか結果出せないところ。
狩猟にも農業にも共通した部分。
さて、自分も頑張りますか。
純な熱に当てられ、気合い充電完了。
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