六ノ里の拝殿踊りで吊るして飾るキリコ灯籠。
和紙で作られているので、経年劣化でダメージも増える。
今年は平谷白山神社のキリコの修繕を実施中。
今年は地域外の方へも広報をして、お手伝いを募集しての実施。
夜にこんな場所まで来てくれる素敵な方々に支えられています。
伝統文化って色々と小難しい決まり事があったりするけど、そう言うのってどんどん変わっていって良いと思っている。
自分が解釈する伝統は「その時代、その時に関わっている人たちによって形成されるもの」だと考えている。
もちろん守るべき核のようなものはあるけど、その肉付けはもっともっと自由で良いじゃない。
昔の型に固執し過ぎて消えていくものがたくさんある。
六ノ里は自由に変化して、いつまでも続いていたら良いね。
42.8.7
平谷白山神社の縁日が8月7日。
きっとこれは昭和42年8月7日を意味するのだろう。
上部のローマ字らしき文字は少し難解。
中央の菱形の切り抜きと手書きの線の意味も不明。
何だか六ノ里にはまだまだ謎がありそうだ…
なんて馬鹿な話をしながら作るキリコ灯籠。
57年前の先輩がそうしたように、自分たちも謎の仕込みをしよう。
100年後の子孫達が笑ってキリコを直せるように。
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