知ってますか?
ニホンジカのツノが雄しか生えないって。
しかも毎年生え変わるって。
春先になるとツノは根元から折れます。
そして少しずつ伸びていき秋には完成。
伸びる最中は袋のような幕をまとっているので袋角。
漢方では高級素材なのだとか。
伸びきったら袋が破れてツノ本体が出てきます。
最初は白く表面にチクチクした細かい突起があります。
そんなツノも木で研いで突起も無くなり茶色味を帯びた迫力あるツノに。
ツノのサイズは年を取るごとに大きくなります。
秋口には繁殖期に入るので、大きなつツノを持った雄シカが縄張りを形成するため各地へ散っていきます。
秋頃に山から女性の悲鳴のような声(ここら辺は連続3回が定番)を聞いたら彼らの鳴き声。
縄張りの主張だとか、雌シカを呼ぶ声だとか。
この時大きなツノの雄シカ同士が鉢合わせるとツノを使って戦います。
縄張りと、メスを巡っての争いです。
面白いものですね。
猟師になって毎日山へ入って知った事です。
こういう事をテキストから学ぶわけでもなく、ただ感じて知るという事。
世の中知っている事なんて極々一部。
私は死ぬまで強く好奇心を持って生きたいタイプの人間です。
知ってますか?
好奇心を持ち続けて、更には好奇心を元に学んで成長できる生き物は人間だけなんですって。
好奇心、持ち続けてますか?
人として成長できる大事なファクターです。
とどのつまり、死ぬまでワクワクドキドキして生きたいですね。
色んなことに挑戦して、色んな世界を見て、失敗もいっぱいして楽しく生きたいですね。
って話。
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