この道で生きていきたい若手を連れて。
事前の知識があれば上達が早いことは間違いないが、上達するにはただひたすらに山を歩くべし。
知識を技術に落とし込むには経験しかない。
最終的には五感で感じ、まるでオートマチックに気付くようになるまで高める。
それには山の中にいる時間を増やし、如何にその環境を常態化までさせるか。
なんて調子こいた事を言ってみるが、この日は自分が3回引き金を引くが全部外す。
ここのところはまず外さない自信があったけど、完全に調子乗ってただけだった。
どんな状況でも見たら撃ち獲る。
まだまだ伸び代は余しているようだ。
今回は狩猟人生2回目のレアなやつを見る。
突然自分の背後から走ってきたオス鹿。
発砲して外すが、見えなくなったと思ったあたりからメス鹿が飛び出してくる。
そしてそのメス鹿を追いかけてさっきのオス鹿が走ってくる。
そして撃って外す。
発情期。
命の危険よりも性欲を優先するオス。
外したけどなんか笑えた。
山を歩けばキノコにも出会う。
植生チェックも忘れずに。
このデータの蓄積がこれからに絶対に生きる。
もっともっと、山を楽しみたい欲が俄然高まる。
疲れた時の糖質補給。
TAYOの冷やしたい焼き。
疲れた体に染みる。
ご馳走様。
歩け歩け。
どれだけ山を歩いたか。
猟師を見ればすぐ分かる。
獲れる人と獲れない人。
知ってるフリする人と実際に出来る人。
見えない努力のようで実は丸見えの部分。
あなたはこれからどう見せてくれるのか。
楽しみにしています。
山、その後。
合間時間を使ってようやく収納スペースの屋根が完成。
次は壁。
時間が足りない日々は続く。
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