先日保健所にて食品衛生法との兼ね合いで色々相談してきました。
やはり色々と基準がシビアなところもあり再調整が必要。
「シロップは清涼飲料水」
シロップは希釈を前提としたもので清涼飲料水扱いとなる。製造するには別途許可施設が必要。
「ジャムは家庭でも作れる」
一定基準の衛生環境は必要。
「瓶詰めは別途営業許可が必要」
主に消毒し密閉するなど長期保存を目的とした瓶詰め。
「瓶入れは不要」
短期間消費を前提とした瓶に食品を入れるもの。
ちなみにこの回答は当店の状況の場合なので他の方は違うかもしれません。
調べると都道府県によって判断が違う部分だそうで各自担当の保健所に相談することをオススメします。
ただ来年の6月あたりに法改正があり、ジャムに関して色々変わるそう。
要注意です。
さて、つまりはシロップとして提供できなくなってしまったと言うことで。
まさかシロップが駄目だと思わなかった自分の判断が甘かったです。
どうするかと言えばジャムの規定に沿って瓶入れで提供できる調整が必要。
煮詰めまくればどうにでもなる範囲だけど、それじゃあフレーバーが飛んでしまう。
あらかた対策は出来てきたのですが細かい試行錯誤しています。
とにかく更なる濃厚さが要求はされるので、原価が跳ね上がる事は必須。
スペシャルティのエスプレッソを更に濃厚に。
とりあえずは価値を理解して、価値を表現できる信頼できる方のみへの提供となりそうです。
今後あえて告知はしませんが、どこかで目にすればそう言う事だとご理解ください。
当店のエスプレッソは当店の命です。
良いものを作ってみせます。
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